キックボクシングノート

キックボクシングの技術考察、注目の対戦、レビューなどキックが面白くなる記事を書いてます。

【Krush72】ダブルメインイベント見どころ注目点はここだ!KANAの相手ヘスウスってどんな選手?ピケオー攻略

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試合階級ラウンド数赤コーナー青コーナー
第1試合 53kg 3分3R 軍司 泰斗 笠見 玲慈
第2試合 58kg 3分3R 藤橋 光 里見 柚己
第3試合 67kg 3分3R 平山 迅 KENJI
第4試合 55kg 3分3R EX1R 伊澤 波人 良星
第5試合 55kg 3分3R EX1R 堀尾 竜司 鈴木 優也
第6試合 55kg 3分3R EX1R 石田 圭祐 結城 将人
第7試合 70kg 3分3R EX1R 中島 弘貴 和島 大海
第8試合 70kg 3分3R EX1R ジョーダン・ピケオー 廣野 祐
第9試合 50kg 3分3R EX1R KANA メロニー・ヘウヘス

初の女子がメインイベントのKrush興行のKrush72ですが私的見どころは、ジョーダンピケオーを日本人が倒せるのか?第8試合のピケオーvs廣野祐が一番気になるところです。

 

 

KANA vs メロニーヘウヘス(Mellony Geugjes)

 

メインイベントの挑戦者 メロニーヘウヘスですが、どんな選手かな?と思いまして少し調べてみると、1992年生まれ、右利き、163cm,Mike'sGYM所属の選手

あと現ISKA世界王者らしいです、MMAの試合もやるらしく立ち技オンリーの選手ではない模様。

お、おぅヘスウス・・がっつりファイター系と思ったらセクシー路線なのか?

だんだん気になってきたぞ ー

メロニー選手のTwitterアカウント 

twitter.com

 

4週間後輝けるKrushチャンピオンが決まる。的なことをつぶやいてました。

やる気十分みたいですね。(でもなんでこの画像のKANAは反転しているんだ?)

ベルトの文字が逆で気になる・・・どこで拾ってきたんだ・・ヘスウス

 

 

下の動画はヘスウス選手のTwitterで見つけた動画ですが、ハイキックで相手をKOしています。

蹴りでも倒せる選手のようさすがに名門マイクスジム所属

試合動画をいろいろ探してたんですが、見つからなくて代わりではないですが、なぜかYouTuber的なこともしてましたww

動画の内容は・・えーっと・・・私のつたない英語力で訳しますと・・

同じジムの女子選手とお互いのことどれだけ知ってる?フェイスマスク(パック的なもの)してる間にこたえてよねッキャピキャピみたいな感じでした。


DO WE KNOW EACH OTHER? FT ANISSA HADDAOUI

 

 

全部見てないですが何だこの・・なんともいえない良くも悪くもない感情は・・

と思ったのはいうまでもありませんが、

良くも悪くも寡黙にまっすぐなKANA選手とは別のイメージの選手ぽいなと

キックの試合もMMAの試合も短期間でこなしているみたいなので実力は間違いないのかなと思います。

 

 

しかし攻撃技術に関しては、2人は似てるところもあって先ほどのハイキックの動画(Twitterの)ですが、蹴りの軌道なんかが少しKANA選手に似てるかなと、下のgifは
紅絹戦の3ラウンドに出したハイキックです。

ちょっと見てほしいんですが パンチに合わせるタイミングは完璧で倒せるタイミングの攻撃です。終盤での蹴りあいの攻防戦が女子で見れるのか?なんて思います。

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パンチに合わせてハイキック!一撃!!!

KrushといえばKOというイメージがぴったりですからKO決着が見たいところです!

 

 

 

 ジョーダンピケオー vs 廣野祐

 

中島弘貴、山崎陽一、渡部太基、佐藤嘉洋など70kg級の数々の日本人選手を倒してきているジョーダンピケオーです。krush70kg王者になって2度目の防衛戦になります。
本人も日本で試合するのを好んでいるみたいですし、「佐藤に勝ってから人生が変わった」と本人もコメントしていたので防衛にかける意気込みは、本物ですね

 

タイトルマッチに挑む廣野選手も、今回のタイトルマッチに向けてオランダに修行に行って対策するなど、しっかり戦略は練ってくると思います。

 

ブログにも書いてありましたがオランダ修業はかなりきつかったらしく、サンドバックをたたきながら泣きそうになった程の練習だったとか

ぜひ廣野選手には、ピケオーに勝ってもらいたいですね。

 

ジョーダンピケオーに対する作戦 

ジョーダンピケオーは日本で4戦5戦くらいしてますが、強いです。

  • 圧力、フィジカルが強い
  • 攻撃のリズム、タイミングが独特、
  • 手数が多い

細かく言えばいろいろあると思いますが、すぐ思いつくだけでも特徴的なものはこれです。

中島戦では向かい合っていると長い手で、ノーモーション気味にパンチで詰めてきます
たいていの日本人選手は、身長で負けているのでまっすぐ詰められると上から攻撃が来るのでやりにくいはずです。

ピケオーのコンビネーションの1つでパンチでガードさせてハイキックのパターンがあります。フィジカルの強い相手にガードの上からでも叩かれるとスタミナ削られます。

あれに巻き込まれたくないので、ピケオー対策は・・・

 

ピケオーの正面に立たない

 

1番やってはいけないのが、自分の動きを止めてピケオーを待つやり方です。
自分から動いてピケオーがやりにくい場所で試合を進めてほしいのでこの対策です。
ピケオーはとにかく前後の動きが得意です。(パンチで前に詰めたり、前蹴りなど)
でも左右の動きはとても少ないです。相手の左右に回り込みながらという試合展開は、してこないと思います。
正面に立って自分の距離になったらピケオーは長い手足で攻撃してくるんです。
これ絶対ね

 

中島選手はピケオーの攻撃を待ってカウンターで応戦ししていましたが、日本人選手の中でも体が強い中島選手でもかなり削られていました。
あんな攻撃3R受けた中島選手すごいなという感じです。

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中島選手は終始正面で受けていました。何か作戦があったかもしれませんが、あれだけ削られると参戦を実行するスタミナすらなくなってしまいます。

 

この試合でもピケオーの攻撃にまっすぐ下がってダウンしてしまいましたので、まっすぐ下がるのは得策ではありません。
よこにずれて、回りながら戦いましょう。

佐藤、渡部、サニーダルベックなど数々の選手が、ピケオーの前進攻撃に巻き込まれて、ダウンしてきました。
まっすぐ受けたら、やられる可能性大です。横にずれて、ピケオーの攻撃を止めましょう、無理やり打ってきたらピケオーはバランス崩れるんで、カウンター合わせて倒したいところです。

ピケオーはワンツーで大きく踏み込んできた時、左のガードが落ちるのでそこはねらい目かと、

 

だから廣野選手には、ピケオーが前進してきたら左によけながらピケオーの横から攻撃する感じで進めてほしいところです。

その他にもいろいろ書きたかったのに書いてるうちにわからなくなるというこのジレンマ。

キック技術を文章おこして書くのってなかなか難しい。

 

ではまたほかの注目試合も書きたいと思います。

 

こんな感じでいろいろ書いてます良かったらどうぞ 

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