【前半部分】Krush.71【試合内容】ハイライトや試合内容とか感想、ハイライト動画
Krush.71が12月18日に開催されました。
大盛り上がりに終わった興行なんですが、面白かったので1試合ごとに感想を書いていきたいと思います。この選手のこの攻撃がいいとか、あまり気づかないディフェンスの妙など気づいたことをを書いていきたいと思います
第1試合 Krush HEAVYWEIGHT Fight 3分3R・延長1R
☓木村秀和(HALEO TOP TEAM) vs ○K-Jee(K-1ジムFUKUOKA小比類巻道場)
判定3-0
試合感想
☓木村秀和(HALEO TOP TEAM) vs ○K-Jee(K-1ジムFUKUOKA小比類巻道場)
まずは第1試合は、ヘビー級からのスタート。
ベテラン35歳の木村秀和と今年70kgから階級を上げてきたK-Jee(ケージ)
J-NETのライトヘビー級(79.38kg)の王者でもある木村がヘビー級での一戦
1R
K-Jeeはパンチの連打からローキックにつなげる攻撃で攻める。
木村は距離をとりたいかミドルや打ちっぱなしのジャブなどで相手との距離を作る。
K-Jeeはそのまま圧力を強めて距離をつぶしてパンチに持っていく。
相手を下がらせるが追いかける際にK-Jeeの体が流れるのでもったいない。
木村は手数が少し少ないが、接近した際に、ヒザ、返しのミドルなどで返していく。
2R
木村はヒザ、左ミドルで自分の距離で戦っていく。
K-Jeeは圧力をかけてもぐりこんでフックなどで応戦する、左ミドルもらって少し疲れたか?
3R
序盤からK-Jeeが連打で攻める、パンチからけりにつなげるコンビネーションで下がらせる、木村もパンチ膝で応戦する。
お互い少しスタミナが切れてきたか、ガードも下がり、口も空いている。
最後K-Jeeが連打でまとめて要所要所でコンビネーションで締めて3R終了
第2試合 第5代Krush-60kg王座決定トーナメント1回戦 3分3R 延長1R
稲石竜弥(TeamOJ) vs 安保璃紅(TRY HARD GYM)
今回のKrush.71で一番楽しみしていた大戦がいきなり第2試合に!!
なぜか強い!理論で測れない一発のある稲石選手といまだ無敗4戦4勝一番若手スピードのある安保選手との一戦!!
1R
お互い静かなの立ち上がり、安保は前蹴りで距離はかる。稲石は、空ぶりのフックで威嚇しながら攻めどころをうかがう。
しかし終盤で安保がパンチを当てて連打に持ち込む、稲石も返すが左フックの距離が読まれてていて効果的な反撃ができない。安保は左フックをスウェーでよけてる、しかも2連打も!センス良すぎと思って終盤でした。
動画も張っときますが、安保は距離感抜群の打ち合いです。
安保は左のジャブにアッパーで合わせて稲石が下がったところを追撃のストレート!
稲石は下がりながら得意の左フックを合わせて連打に持ち込もうとするがよけられる。
安保は多少もらいながらも相手の左フックに左ミドルの連打で合わせる!!
2R
安保は次は出てくるかと思ったが、しっかり距離を守って自分の戦いに徹している。
ここででたらやられるんです。稲石は大振りのフックなどで接近戦に誘い込むが距離がうまく詰められない。しかし稲石はローなど単発でコツコツ当てていく。
3R
ここでも大きな展開はなかったが、コツコツ当てる稲石、距離とって効果的に充てる安保の構図、安保は最後に打ち合いに持っていき、最後の連打で撃ち合うがお互い倒すまでには至らず。
第3試合 第5代Krush-60kg王座決定トーナメント1回戦 3分3R 延長1R
○郷州征宜(K-1ジム総本部チームペガサス) vs ☓原田ヨシキ(マッハ道場)
3R KO
郷州は、全力の強いファイター、原田は総合格闘技がベースにある選手だがKrushには継続参戦中、平本連にKO負け、大沢文也に判定負けしているが今回はどうなるのか?
1R
原田は、右で構えてノーモーションのジャブからテンポの速い連打で攻めていく、
郷州はしっかり構えて、パンチからローで組み立てる、体の強さを見せる。
2R
郷州は被弾しながらも距離を詰めて、パンチで前進する。
原田はステップを使いながら回りながら、攻撃を出していく威力はそんなにないように見えるが、郷州につぶされて圧力負けしている。
お互い撃ち合う展開になると郷州の方がパンチの命中率は高い、原田は目の上をカットしてしまう。
3R 郷州はロープに詰めて連打、棒立ちになった原田はダメージが大きく3ノックダウンで終了。
第4試合 第5代Krush-60kg王座決定トーナメント1回戦 3分3R 延長1R
○山本真弘(N.F.T.T.) vs ☓加藤 港(ウィラサクレック・フェアテックスジム)
判定3-0 加藤ダウン1
山本真弘は、ベテランのイッツショータイムの元王者やいろんなタイトルを獲得してきた選手だが最近は、負けが続いている。
加藤選手は、試合間隔が空いているが、石川直生を破るなどジャイアントキリングもある選手。
全体の感想
試合展開
山本真弘は、以前はパンチのフェイントを細かく入れながら相手の懐に出入りして攻撃する選手だったけど、今回はじっくり相手を見て相手に攻撃させてきちんと返していく
加藤港は、ミドルキックで攻撃するも、スウェーで見切られている。
パンチでも入っていくが打ち終わりに攻撃をもらったりして印象が悪い。
ハイライト
3Rに山本は飛びヒザを命中させて聞いたところにパンチ、左フックでダウンを奪う。
チャンスを逃さないベテランらしいところが光った。
前半戦はここまでです。続きは後半戦で!