キックボクシングノート

キックボクシングの技術考察、注目の対戦、レビューなどキックが面白くなる記事を書いてます。

武尊vs小澤海斗 のプレビュー

こんにちは、

ここ最近はクーラーつけるかつけないか迷う日々が続いてますがいかがお過ごしでしょうか?「冷房までないから除湿でいいか」と思ったら除湿の方が電気代が高いと聞いてなぜか損した気分になりました。貧乏性ですかね?

 

 

そんな気分を発散させるためにも、キックの試合のプレビューをしようと思います。まあ簡単に言えば、素人の完全なる予想です。「ただ試合を見るよりこの記事を読んで試合を見た方が楽しめた」何て事になれば幸いです。

 

そんなわけでプレビューするのは、武尊 vs 小澤 海斗 です。

 

 

 

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K-1 WORLD GP 2016 -65kg世界最強決定トーナメント スーパーファイトで対戦する2人なんですけれども最近対戦会見やスカイツリーイベントなどで取っ組み合いになって動画再生回数が上がりまくりみたいでやっぱり格闘技における試合前の煽りや乱闘があると盛り上がりますね。挑戦者としては試合の価値が上がるし、自分の名前も売れるんで、そりゃキャラ変えてでもやるかなと。

  

 


武尊と小澤海斗があわや乱闘!『K-1 WORLD GP 2016』 6.24代々木大会・大決起集会/K-1 WORLD GP 2016 Takeru×Ozawa Kaito

 

 格闘技界にとって試合前の煽りはデカければデカいほど盛り上がりますよね。ハードルが上がりまくるので、その上がりまくったハードルを超えるのはプレッシャーもあると思いますが、、

 

 

小澤海斗(小比類巻道場)戦績と直近3試合

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小澤海斗 10戦7勝1敗2分け 5KO KO率71%

KrushでデビューしたのちWildRushLeage2015で優勝して武尊の返上した-58kg王座を神戸翔太選手と争って

タイトル獲得。

直近3試合は1勝1分け1敗ですね。全て判定です。

会見では、武尊選手に咬みつきまくって元々素の自分はこんな感じだと言ってましたね。

そんな小澤選手を試合を見るとサウスポーのパンチャーです。

飛びヒザ、ハイキックなど意外性の技も持っていて運動神経がいいんでしょうね。感覚で大技出せるタイプの選手ですね自分の距離で試合を進めていって右フック気味のパンチを軸にKOするパターンが多いですね。ローやミドルも蹴りますが大抵のKOはパンチです。相手に自分の攻撃が効いたと思ったら、全力で行くタイプですね。

その時は超接近戦、ゼロ距離でのパンチが飛んできます。

 

 

武尊 (チームドラゴン)戦績と直近3試合

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武尊 25戦24勝1敗0分 15KO KO率63%

20戦超えての60%超えのKO率はすごいですね。元Krush -58kg 王者 (返上)

2012年から負けはありません。Krush,新K-1でタイトルとっていまだ防衛中ですね。まあ書くことあんまりないくらい有名ですけど、直近3試合はすべてKOで誰が止めるのか?状態です。

メディア露出もかなり多く、エース選手ですよね

この選手もパンチメインですよね。しかしパワーで振り回すタイプではなく、ボディも打てるしコンビネーションの終わりに蹴りを入れるなど、上中下の打ち分けができるので相手はディフェンスに困ります。

それと当て勘がめちゃくちゃいいですね。(当て勘とはここでは相手の次の動きを予想してそこに攻撃を合わせるとします。)大振りになるとモーションが見えるのでよけられやすいですが、大振りになってもパンチが当てれる選手なので、その後に細かいパンチのコンビネーションなんか飛んできたらフットワークの少ない選手だと捕まります。

 

試合予想

正直この試合は、挑戦者が王者にどう戦うんだろう?っというのが第一におもいます。

小澤選手も王者とはいえ実績、技術的には武尊選手が上だなと思っています。

twitterでも

 

 両者とKrushのタイトルマッチで対戦した神戸選手もこんな感じで発言していました。

神戸選手は実際に2人とも対戦しているのでこの発言は、重みがありますね。

 

狙いどころ

武尊選手は、見ているといいところばっかりですね。攻略のできるところがあまりないですね。いつも終盤でプレッシャーかけてパンチではりつけにするのが必勝パターンだと思うですが、

いつもリズムを作っているのは右の大振り気味のパンチです。

f:id:fireknee15780:20160606113500j:plainこれは、ガードされてもあたってもいいんです。必勝パターンの誘い水ですからもし当たればそこから連打で倒しに来ます。

ガードされても強振なんでガード固めてしまいます。そこからローもしくはボディなどで攻撃を散らされます。

というのはだいたい相手との距離をつかんだら前進してきます。2Rくらいから攻めてきますね。いつもの笑いながらの前進です。なかなかこの辺がテクニカルな選手です。

終盤でもこの前進モードに入ると手数が落ちません。前に出できたときにまっすぐ対峙すると相手の思うつぼなので、足を使ってまわってまわって的を絞らせないようにしないと前進と連打でやられます。

だれもやってないけどだれかしつこくローキックで攻めてもらいたいですね。

前進されたら怖いのでまわりながらコンビネーションの打ち終わりにローで終わるすると、3R目には効いてくるかなと、1dayトーナメントの3R制だったりするとローキックで組み立てる選手はなかなか不利ですから

あんまりそういう選手はいないかなと

 

 

 

武尊選手は正直、横綱相撲で来ると思います。正攻法でいつものやり方でしょうね。

小澤選手はサウスポーなので苦手かな?とも考えたんですが、そうでもないみたいですね。vs大雅戦 

vsチャールズボンジョバーニ戦 をみてもサウスポー苦手みたいではないですね。

 

1つ気を付けるとすれば、たぶん小澤選手は元々右利きの矯正サウスポーと思うんですよね。

小澤選手は右のフックでひっかけて相手と距離を取ったら右で仕留めに来ます。

ダウンとったパンチは右ばっかりです。

 

krush54. 小澤海斗 vs 翔也 

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キャプチャの2枚とも右でひっかけてステップで左右を入れ替えて右の大砲でドンッ!です

右の飛び込み気味のフックとかもあるのでこれは効くかなと、利き手だしね(仮説が正しいとすれば)

 

まとめ

結局いろいろ書いてきましたが、自分は武尊選手有利かなと、でも小澤選手もヒール役であれだけ挑発したんで健闘してくれたらなあと思ってます。

小澤選手がローで試合を組み立てて3R目に勝負かけてくれたらなんて個人的には面白いと思っています。

あとまだ書きたいこといっぱいあったんですけどなかなか難しいですね記事書くのって。自分で絵が描ければもっと伝わるのにと感じこの頃です。